シモン健康法
 「シモン一号」は、ブラジル国立農科大学のシモン教授が育成したもの。
従来のサツマイモにくらべ、ビタミン類や、ミネラル、タンパク質の含量は大差がないが、血液を凝固させたり、その粘性を強めたり、出血をとめる力をもつビタミンEがふつうのサツマイモにくらべて3.5倍くらい多く含まれている。
  台湾の陽天和医師(故人)が、妹さんの孫の白血病をきっかけにこの芋に関心を持ち、1973年、高知県宿毛市の診療所への赴任に際し、数個の種芋を持って来たのが始めと聞く。
見かけは全く白甘藷だが、成分は普通のサツマイモと全く異なり、元々野生なので荒々しい。
蔓(つる)は太く四〜五メートルほどは優に伸び、次々に枝を出して茂る。蔓は細毛が生えているのが特徴で、葉はサツマイモの葉より大きく、葉柄(へい)はフキを思わせるほどに太く、長くもなる。
  芋はずっしりと重いし堅い。味はほとんどなく、むしろまずい。採集は霜の降りる前に葉、蔓、芋を収獲する。生葉があるうちは青汁や汁の実、おひたしなどとして食す。葉柄は薬用野菜として利用。芋は生食が効果が強いが、腐りやすいので乾燥し、粉末にして保存する。
  薬効は白血病、高血圧、糖尿病、便秘、あらゆる出血症、神経痛、肝臓病、胃・十二指腸かいよう、リウマチ、生活習慣病、婦人病などの治療と予防。日量は生芋百〜二百等をおろし金ですり、牛乳などを少し入れて食べるか、スティック状に切って食べる。
   主成分がビタミンKなので、熱を加えると効果が弱くなるので注意すること。
シモン一号  100グラム、水半カップ、おろし金、ふきん。
@サツマイモはよく洗って、皮のまますりおろし、半カップの水を加えてまぜ、ふきんでしぼる。
Aこのしぼり汁を食前の空腹のときに、一日に二〜三回飲む。そのたびごとにしぼって新鮮なものを飲む。多量につくっての冷蔵庫保存にはむかない。
  生イモが入手できる期間がかぎられるので、うす切りにして干し、粉未にしたものを飲んでもよい。なお、葉やツルも効果があり茶のようにしたものが市販されている。