歴史あり・健康食品・保存方法

歴史あり・健康食品・保存方法

川越いもに歴史あり

むかしサツマイモは、飢謹の時に人ぴとの命を救ったありがたい作物でした。関東地方ヘサツマイモが伝えられたのも、享保の飢謹(1732)がきっかけです。その後、川越地方に広まり、雑木林の落ち葉がサツマイモ作りに欠かせない肥料の一つであることから、三芳町上富地域で盛んに栽培されるようになりました。『川越いも』という名は、川越城主が十代将軍徳川家治に川越地方で穫れたサツマイモを献上したところ、将軍は色の美しさと味の良さからその名をつけられました。それ以後、川越地方で穫れるサツマイモは『川越いも』と呼ぱれ、サツマイモの代名詞です。

サツマイモは健康食品

サツマイモは、食物繊維やビタミン類を多く含んでいます。ビタミンCはリンゴの約6倍含んでいて、加熱しても半分以上はこわれずに残ります。ですから、不足しがちな食物繊維やビタミン類を摂取するのに適した健康食品です。また、特に七福人参(オレンジ色のサツマイモ)にはベータ力ロチンが、ムラサキには肝臓に良いアントシアニンが、そして漢方イモとして有名なシモン1号にはビタミンKが(貧血、肝臓病、糖尿病、腎臓病、高低血圧、神経痛、リウマチ、痛風等に効く)含まれ、健康に良い。

サツマイモの保存方法

サツマイモは直射日光の当たらない所に保存し、冷蔵庫に入れないで下さい。 生ものですので、お早めにお召し上がり下さい。